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事務局はCROが持ち回りでやっていて、先々週は僕の会社が事務局をやった。 さらに、僕は事務局とは別に「安全性情報の取り扱い(有害事象の取り扱い)」というコマを持っていて1時間、講義する。 さらにさらに、ロールプレーの治験責任医師の役もやっている。
今日はそのロールプレーで、4人の新人モニターを相手に治験責任医師をやった。 そのロールプレーが終わって、少し時間が余ったので、「何でもいいから質問して」と言ったら、出るわ出るわ。 その一部は今週の「医薬品ができるまで」で紹介するけれどね。
僕が転職しまくっていることも自己紹介で言っていたので、そのあたりの質問が多くて、僕もつい調子にのって「あと3年経ったら、転職のまねごとをするといいよ。いくら社内でブイブイ言わせていても、世間に出た時に、どれだけの市場価値があるか分かるよ」と、いつもの感じで話した。 今日、僕が相手をした新人4人は、みんな、内資の大手製薬会社の新入社員だったので、ちょっと刺激が強かったみたいだけどね。 まぁ、他では聞けないことだと思うので、参考にしてください。
それにしても、今の会社は長くなったなぁ。(と言っても7年目。) この会社は「ほんの腰かけ」程度に考えていたのだけれど、居心地が案外良かったので、ズルズルと居座ってしまった。 ひょっとして定年までいるかな? と、つい、思ってしまうほどだ。(いさせてくれたらの話だけど。) 何故、居心地がいいのか、考えてみたんだけれど・・・・・・・
●社員の年齢が若い(特に臨床事業部は) ●あまり、「ああしろ、こうしろ」と言わない ●会社全体が「積極性」を良しとしている ●人間関係がギスギスしていない(これって、とても重要。) ●社員に「人間性」を求めている ・・・・・・・など等だ。
(と言っても、あと長くて9年だけどね。定年までが)。
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明日は新しい人たちに対する研修を初めて実施する。 いたらぬこともあるでしょうが、何分にもよろしくね。
もちろん、緊張することは緊張するのだけど。
研修の講師を生業(なりわい)としていると、「お!そう解釈しましたか!?」という瞬間がある。 たとえば、新しい通知の解釈方法などでね。 そういう「自分とは違った視点を持っている人」と交流を持つことは自分の成長にも繋がる。
新しい視点を得るということは、新しい世界観を得る、ということになる。 新しい世界観を得たくて、僕たちは「小説」などを読んだりする。 村上春樹の『僕』や『カフカくん』や原りょうの『探偵の沢崎』や夏目漱石の『ぼっちゃん』が観ている世界観を知りたくて、僕らは本を読む。
「なるほどね!そうきたか!!」という瞬間だ。
そんな経験をさせてもらえる講師の仕事を僕は好きです。 |
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会社の支店で、研修をやることになった。 その研修資料を作っているのだが、この時、思わぬ発見をした。 つまり、複数の研修プログラムを効果的に合体させると、とても効果的な研修プログラムになる、といことだ。 たとえば、今回は支店の方からは「ロジカルシンキング」の研修をやって欲しいという依頼があった。 その研修をやって欲しい理由を聞いたら「クライアントとの会話がうまく成立しない」とのことだった。 つまり、ロジカルシンキングはもちろんのこと、「ロジカルトーク」(論理的に話す方法)も合体したほうがいいことが分かった。
ロジカルシンキングはかなり前に作成していたのだが、「ロジカルトーク」は今年になって作り始めた。 このロジカルトークを作っている間に、これはロジカルシンキングと合体したほうが効果的だ、とは気がつかなかった。
あら?ひょっとして「ロジカルトーク」と「交渉術」を合体するといいかも。(と今、気がついた。)
俳句みたいに「二物衝撃」のように意外な組み合わせで思わぬ有効な研修ができるかも。 楽しみがまたひとつ増えたね。 |
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久々に「ロング・グッドバイ」(レイモンド・チャンドラー著、村上春樹訳)を読み返している。
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僕は気に入った本は、何度でも読み返すタイプだ。 好きな小説(や科学本やビジネス書)を何度も読み返すと、だんだん、自分の視点が変わってくることが分かる。 チャンドラーや原りょうの本を読み返していると、世界は「ハードボイルド」に見えてくる。 そこでは、世界は饒舌で、芳醇で、悪意と善意で満ちている。
「ハードボイルド・ワンダーランド日記」の繰り返しになるけれど、とにかく僕らはこの「不器用な世界」を生きていかなければいけない。 その世界をどう切り取って、どう妥協点を見つけるかは、とても個人的な問題だ。 僕らの日々は、「妥協点」を見つける作業の連続だと言っていい。 繰り返すけれど、どこで妥協するかは、きみの問題であり、僕の問題なのだ。 齢を重ねてくると、妥協点がどんどん下がってくるのが、ちょっと情けないんだけどさ。 |
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